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2008-01-22 Tue 12:13
この5日間、コモ湖のアカデミーで講習会を受けています。これまで、フー・ツォン先生、ローラン・ブーレ先生、ウィリアム・ナボーレ先生、チャールズ・ローゼン先生の4名にレッスンしてもらいました。つまり、ほぼ毎日レッスンがあります!それぞれの持ち味があり、同じ曲でも解釈が違うのが興味深いです。
昨年は風邪のためにいらっしゃれなかったローゼン先生は、アメリカ出身のピアニストで、リストの孫弟子、そして著名な音楽学者として知られています。アカデミーのマネージャーさんによると、“世界一話好きな先生”らしく、「一人で彼と対話しないように」と、忠告を受けていました。初日の一番にレッスンを受けた僕は、シューマンの謝肉祭を弾きました。他の生徒たちが誰もいなかったので、1時間のレッスンの予定でしたが、2時間近く見ていただきました。「見ていただいた」というより、「音楽の話をたくさん聞かせていただいた」と言った方が正しいかもしれません。僕がシューマンのペダリングのことで注意を受けたことから、多くのピアニストがテンポやペダルなどの表示を間違って解釈している話になり、いつの間にかその講義になっていました(笑)。 ローゼン先生は、バッハ、モーツァルト、ベートーヴェン、ショパン、リスト、ブラームスの作品(計20曲以上はあったはず)を取り上げて、矢継ぎ早に例を示してくださいました。先生はしゃべるだけでなく、演奏して見せてくださるので、分かりやすく、説得力がありました。なによりも先生の知識の豊富さと記憶力の凄さ(上記の演奏、全て暗譜だったのです!)に圧倒されました。 そのあとのランチやディナーの時も、他の人が言葉をはさむ隙がないほど、先生の話は続き、その状況を見て、11月に観た映画のタイトル『しゃべれどもしゃべれども』が僕の頭の中を回っていました(笑)。 |
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